「シロナガス島への帰還」クリアした 90年代のADVが好きな人なんかは特にハマりそう
そう言えばこないだ記事にした「シロナガス島への帰還」ですけどクリアしましたよ。
うーん、面白かった。500円という値段設定から3~4時間でクリアできるかなと思ったらぜんぜんそんなこと無かったねえ。
とにかく何を書いてもネタバレになってしまうからあんまり詳しく書かないけど、僕はてっきりガチガチの謎解きミステリだと思っていたら、SFサスペンスホラーアクションヒューマンドラマだったね。
実は僕ミステリは好きだけどホラー要素が強いとなんか冷めちゃうタイプで…「ひぐらし」なんかぜんぜんノレなかったから。
でもコレは素直に楽しめたな。伏線の張り方とそれの拾い方がすごく上手いし効果的で、ホラー要素もSF要素もすんなり飲み込めるんだよね。
あとはとにかく主人公・池田とヒロイン(?)ねね子のコンビがいいんだよね。
特に池田は最近のADVでは珍しいくらいしっかりした大人の男で笑いもとれるし、とてもカッコいいキャラ。すごい気に入ってしまった。
小物感あふれる天才少女ねね子もここぞと言うときは大活躍するし、この二人のかけあいはいちいち面白い。ちなみにねね子ですが自分の中では完全にCV:阿澄佳奈でしたね。
このコンビならどんな話をやっても面白いと思う。
そう、池田のキャラと伏線回収の手法のせいかもしれないけど、なんか往年の菅野ひろゆきのゲームを思い出しましたわ。
…と言っても若い人はわからんやろうけど。オッサンでごめんね。
主人公のノリや、P&C式のシステム、世界観、不条理なところなどもふくめて90年代のADVが好きな人なんかは特にハマるんじゃないかな、と思ったり。
まあ自分がそうだからなんですけどもね……。
おまけシナリオはノーコメント。
※自分は最初ディスク版を買ったんですが、2台のPCドライブどちらでも読み込まなくて結局ダウンロード版を買い直しました。ダウンロード版を買ったほうが良さそうです。